過去は変えられないけど役に立つ

考え方次第

私はかつて、理学療法士として大きな病院などに勤務していました。難解な医学的なことを、もっとも頭が柔らかかった頃に学んだことは、今になってとても役に立っていますし、フラの指導に直接活かせています。

人って「そうなっちゃう」動きがあるんです。姿勢が悪かったりして動きに癖がある人ほど、理想とはかけ離れた動きになっちゃう。

原因となっている姿勢が改善していないのに、見た目の動きを直しても、無理がくるってもんです。だから、できそうにない人にまで直せとは、決して言わないです。

生徒さんからすると、直せって言われた方がいいんでしょうけど…でも、股関節が固くて動かない人に、もっとヒップモーションをと言っても出来ないから。

今の力で出来る事で踊ればいいんじゃないの?って思うんです。

子供達には、違いますよ。でもね〜、いい大人に無理言っても無理だから。

その判断が、動きを見ながらできるって、結構便利ですし、ああ、動かないのねってわかるから、どうして出来ないのかという疑問がほとんどない。その分ストレスがないって思っています。じゃ、どうするのかっていう方法も、リハビリの現場でたくさんやってきたから、引き出しはたくさんありますよ。レッスンは、大人のリハビリそのものです(笑)

そして、今、便利だなぁと思っているのが、花屋の娘だったということ。

花って、買ってきておしまいじゃないんです。普通に花屋さんで買ってくるものは水揚げもされていて、お家で花瓶に入れてあげればいいんですが、大量買いしようと思うと、仲卸などを利用すると思うんですね。花にもよりますが、水揚げされてないものもあって、それは、ちゃんと手入れしないとすぐしなびてしまうんです。

それを知っているから、おまけに、どうしたらいいかも知っているから、レイメイキングで花を使う時に、全く困らないんです。

ずっと裏方で手伝ってきて、嫌だなぁと思ったことも何度もあったけど、今となってはあの時にやったことが今、すごく助けになっている。

レイメーカーさんは、フラダンサーがなるよりも、花屋さんがなった方が断然有利。レイの作り方とか、花の選び方なんて、覚えればいいいけど、花の手入れの仕方などは、改めて習うととっても時間がかかります。思い切ってガシッと持たなければならないことも多いし、その手加減は、一朝一夕で身につくものではないです。

レイを編む時の手加減も、花を束ねる時の手加減とほぼ同じだし、そんなの、お盆の時期なんて1日に1,000も2,000も束ねてきたんだからお手の物。そういう人がやった方が絶対早いなぁって思う。だから、レイを上手に作りたかったら、3年ぐらい花屋さんで働くといいです。3年経てば、一通りのことはやらせてもらえると思う。

理学療法士であることや、花屋の娘であること、そのほかにも、いろんな過去があるけど、全部、今の私が出来上がるのに大事だったこと。

過去は変わらないけど、それをいいものにしていくか抹消したいものにしていくかは、あなた次第。嫌な思い出もたくさんありますけど、それもいい勉強だったとか、自分の未熟さが招いたことだとか、いろんな風に見方が変わるので、結局は自分がどう思うかなんですよね。あの時の私は、見方が狭かった、と気がついたとしたら、今、視野が広がっている証拠だし、そうやって自分の成長を実感するためにある思い出なら、良さそうな気がしませんか?

幸せって、自分が感じることであって、誰かに与えてもらうものじゃないのです。過去の自分が苦しかったとしても、それを幸せに変えるのも自分。出来事は変わらないんですが、捉え方は変えられる。捉え方が変わると、いろんな考え方にも気がつけるようになるから、受け入れられることが増えます。それがアロハの心っていうものじゃないのかなって思っています。

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