フラ・カヒコ(古典フラ)のイメージと実際

カヒコって楽しいのです

フラダンスとあえて書かせていただきます。

フラダンスのイメージは、年齢によって違うかなって思います。

ちょっとご年配の方は、マヒナスターズのイメージがあるようで、温泉の宴会場で奏でられるハワイアンに合わせて、アッパッパみたいなムウムウを着たおばあちゃんが踊る、またはおへそを見せたダンサーが踊る(おひねり付き)っていうイメージかな。


若い方は、スパリゾートハワイアンズか、こんにゃく畑のイメージかなって思います。

一見すると簡単そうで、実際に踊ってみると、見るのとやるのは大違いって思いますよね。想像以上に、難しい踊り。振りを覚えるのも意外と大変だし、曲だってハワイ語っていう壁がある。これが正解ですっていう基準(標準)の踊りがないから、お手本は自分の先生しかいない。

だから、できるようになった喜びがひとしおなんですよね。

1曲踊れたら、もう1曲、さらにもう1曲と習いたくなる。習っているうちにいろんな欲も出てきて、もっと素敵に踊りたいとか、もっと難しい曲に挑戦したいとか、思うようになります。ほとんどの教室は、フラ・アウアナという、音楽に合わせたフラを踊ります。それはそれで、楽しい。

私はカヒコを知った時、実際にクムフラのチャントで踊った時に、なんとも言えない高揚感でいっぱいになり、アウアナもいいけど、カヒコがいいなぁ、って思うようになりました。

何より、生演奏で踊るって、すごくいい。CDで聞くより、ライブで聴くほうが、音楽もいいって思いませんか?発表会のDVDを見るよりも、生の舞台の方が迫力がある。

人って、音以外の何かを受け取っているんですよね。それが、レッスン中に受け取れる。すごく楽しいです。

「踊りたい!」という強い衝動を、そのまま曲にぶつけて踊るのがカヒコの時の踊り方。より、本能的な踊り。アウアナは、デコレーションした踊り。カヒコは、むき出しの自分の踊りって思います。
それはそれは、楽しいし、身も心もスッキリする感じです。

※注:個人の感想です。

やることは多いし、ある程度の体力が必要ですが、それでもカヒコを踊りたいって思うのは、自分の中の衝動。前世は、ハワイにいたんじゃないだろうかと思うぐらい、心が踊るんです。興味があるなら、一度生で見て欲しいです。

カヒコは、直線的で固いイメージがあると思うんですが、それって曲によります。火の女神ペレが、破壊している様子を歌っている曲で、なよなよ踊ったら変ですから。

逆に、自然の恵みをたたえているのを、攻撃的に踊るのもおかしい。

そういう意味では、表現自体は、アウアナとなんら変わりないです。

アウアナの方が問題じゃないかって思います。

カヒコをアウアナにした曲なんて、どうしてこうなった?っていうものも多くて、内容と、曲調と、踊っている人の表情が全くマッチしていないこともあります。

低く踊らなくちゃならないって思う人も多いのですが、これができないならこう踊るという、体力に合わせた踊り方もクムフラから学ぶんです。譲れないところはこれ、譲るところはこれ、と、結構明確に習うので、実は習う方もあまり迷わず習えるのがカヒコ。

アウアナの方が「こんな感じ」が多いです。

初心者が習いやすいのは、実はカヒコ。

カヒコで習うことで、フラの基本が身について、アウアナでも迷わず踊れる基準が作られます。

それがわかっていても、フラダンスのイメージを期待している皆さんに、ちょっとでもわかりやすい入り口を提供しなければ、と思って試行錯誤の日々。

私のように、予備知識ゼロ、フラを見たことがないけど、ハワイの踊りだってことは知っていて、ハワイが好きだからやってみたいと、見学もせず、カルチャースクールに申し込んで、とりあえずレッスンを受けてみた、という人はあまりいないでしょうから。

この情報化社会、あふれている情報の中から、なるべく損のないようにいろいろ探しているんだろうと思うと、「とりあえずやってみて、楽しかったら続けてみる」という選択肢はないんだろうな、かわいそうにって思います。そんなゆるーいやり方が通った時代だから、今の私があるのです。面白いもんですね。

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