フラのベーシックステップに必要なこと

とってもシンプルで単純

フラのステップって、とてもシンプルで単純です。中身を見るとそうなんですが、体のアウトラインを整えようとする目で見ると、なんだか複雑になるんです。

整えるべきは骨の並びと骨の動き。

これができると、あとは結果起こる動きにすぎません。

でもね、骨って見えないんですよ。そして、骨を意識して動くってことを、やったことがない。だから、ずれていても、アウトライン(体の線)があっていれば、あっているって思うんです。骨同士の繋がりに捻れがあっても、気がつかないことが多いんです。

フラダンサーに限らず、捻れがよくみられるのは太ももの骨。これがねじれる原因は、実は骨盤の傾きのせいだったりします。骨盤が傾く原因は猫背だったり。結局頭の位置のズレが、太ももの骨の捻れになって出てくることもよくあって、原因が一つじゃないんですが、太ももって捻れていても、あんまり外から見えないんですね。膝下の骨が、いい感じに見た目を整えてくれちゃって、その結果、外反母趾になったりする。見た目が整うことと、骨の並びが整うことには、だいぶ違いがあるんです。

ということで、骨がちゃんとしている前提で言うと、まっすぐに体重を乗せて踏み込めば、カホロもカオも、ヘラもできます。もちろん、他のステップも。ちょっと特殊なのは、アミとウエヘですね。他のステップは、ほとんど一緒の踏み方でいけます。アップダウンも、もちろん同じ。ターンも一緒です。

でも、前提が変わると、そうはいかないんですね。まっすぐ乗るって、骨がずれていればそれでよくわからなくなるんです。理屈は、いくらでも書けるのですが、こればかりは感覚が重要で、まっすぐ乗っている感覚がつかめていれば、ステップは踏めます。

ベーシックステップの秘訣って、実はこれだけ。本当に、シンプルなんです。

腰をためるとか、粘るとか、よく聞きますが、これすらも、解消できるのがこの方法。滑らかに動かすも、できるようになるんです。嘘みたいでしょ?でも本当の話。

だから、フラダンサーが取り組むべき体の基本作りは、骨の並びを良くすることです。そのためのエクササイズは、地味に、じっくり考えて動く必要があります。大きな力を発揮する筋肉が働きすぎると、捻れてしまうように人の体はできています。

興味がある方は、どうぞ、ハレ・オハナにいらしてください。

ロジカルに説明できるフラ

人の動きは説明できるから

最近、フラ雑誌に、レッスンに役立つエクササイズなどが紹介されるようになって、嬉しいです。

でも、これって私が随分前から言っていることだわ〜と思うことも多々あります。

別にいいんですけどね。今となっては証拠もないから。

カラダって動きがかなり理路整然としているので、同じことを言うのが当然で、それが違うことを言っているとしたら、どっちかが間違っているだけのことですから。

こうだからこうです、と言うことを姿勢チェックでお話ししていると「そうなんです!どうしてわかるんですか?」と、この世でただ一人の理解者にあったみたいな反応が帰ってくることがあります。

ある意味、占い師みたいな気分ですが、カラダはとても正直で、普段の動きがちゃんと現れてます。

骨の並びが安定する位置っていうのがあって、それを良い姿勢というのですが、その位置はとても楽な位置なので、疲れません。そこからずれている部分があると、そのずれをなんとかカバーしようとして、バランスをとることに一生懸命になります。

なんで健気なんでしょう。その結果、本来使わなくていい筋肉を働かせてしまう。

それが、積もり積もれば痛みとなって出てきます。腰痛や膝痛は、いつのまにか始まって、動けなくなるところまで進んでから病院にかかる代表の病気です。

そこまで悪くなってから病院に行ったら、フラをやめろと言われますし、私もやめろというと思います。

その手前の、なるべく早い段階で姿勢が改善出来たら、いつまで踊れる可能性がぐんと広がります。

もっとも、健康は人任せな日本人、期待はしてないです。悪くなってから泣く人のなんと多いことか。そんな人がやってくるところが、リハビリ室。

たくさん、そんな方に会いました。

皆さん、急に悪くなったわけじゃないんです。ちゃんとカラダは教えてくれてます。それを無視したのはあなただよ、ってことなんです。

イベントを見に行くと、最近は、カラダが痛いだろうに、頑張って笑顔で踊っているのがかわいそうで見てられなくて、帰ってきてしまいます。

すっかり、フラを見に行かなくなりました。

舞台などは、フラを見ないで、演出を見てたりして…

あんまり、無理して欲しくないです。

理論上、無理していることはわかるので、動きなんて見えるようにならなければ良かったなあと思います。

ほんの少し、気をつければ変わるのになぁと思ったりして。

そのくらい、理論で説明出来ます。

ただ、理想の動きは出せても、それとどのくらいずれているかは、個人差がかなりあるのでなんとも言えないです。

そのような、ロジカルな考え方のトレーニングをご希望でしたら、是非おいでください。

体はちゃんと知っている

あなたが頑張っていることも、辛いと思っていることも

姿勢チェックをしていると、こうなんじゃないでしょうか?ということがことどとく当たっていると言われます。当てものじゃないんですが、一種の占い的に感じるようです。

ええそうなんです、霊感があるんですって言いたいですが、全くそうじゃなくて、体がちゃんと普段の使い方を教えてくれるんです。だから、科学に基づいている分析です。

普段の使い方が刻まれているカラダでフラを踊るので、普段の使い方の癖が出るのは当然です。そういえばその昔、友人に彼ができたことも言い当てたなぁなんて思い出しました。生活習慣が変わると、体の使い方も変わります。

頑張って使っていることは、体を見ると一目瞭然。もっと使い切ってあげれば楽になるだろうなぁと思う人がほとんどです。

カラダって、パーツで切れているわけじゃなくて、全部繋がっています。私は、足に魚の目ができてしまうんですが、それが痛いときは首がすごく痛くなったりします。足のことが、首にも影響するのがカラダ。

ごく稀に友人に頼まれてマッサージ的なことをするんですが、「痛いっていうところと違うところを触るよね。でも、それでよくなっちゃうから不思議」と言われています。つまり、痛いところに原因のない痛みもあるんです。

あ、こういう言い方だと誤解を招くかな。痛いところは確かに何かが起こっているんですが、その何かが起こるもとを辿ると、え?そこ?というところにたどり着きます。私の首の不調は足の魚の目の痛みだし、それを取ったら首も楽になりました。だからって、全部が全部魚の目が原因じゃないんです。結局はバランス。崩れたバランスをどこで保っているかなんですね。

みんな、一生懸命バランスをとって動いています。バランスを取る能力がちゃんとある証拠です。だからこそ、姿勢を保つ筋肉があんまり使えなくても、なんとか立つことができるんです。つまり、本来の役割以外の仕事をしている筋肉があるってことです。ブラック企業ならぬブラックボディーですね〜

ブラックボディーが当たり前になると、苦しいことが当たり前になっていきます。辛いとか苦しいは、普通になる。そうなりたいですか?私は嫌。

体はちゃんと、痛みとか辛さとか疲れとかでサインを出しています。それを見て見ぬ振りをしているのはあなた自身です。もうちょっと、体のサインに耳を傾けて、優しくしてあげてください。それは、自分を愛することにつながります。

体はちゃんと、あなたが頑張っていることを知っています。あなたの頑張りに答えようとしています。どうか、無理させないであげてください。使い方がわからなかったら、一緒に少しずつ見つけていきましょう。そのお手伝いをハレ・オハナは全力でいたします。

フラの為のカラダ作り 集中ワークショップ開催のお知らせ

新元号が令和に決まり、新しい時代になるんだなぁと感慨深く思っています。令和になるのと同時に、フラの為のカラダ作り 集中ワークショップを行うことにいたしました。

天皇の譲位、即位という珍しい式典を見たい気もするのですが、新しい時代のスタートダッシュとして、自分の学びを深めるのもいいなぁと思いますので、奮ってご参加ください。

2019年5月1日(水) 10時〜13時 集中ワークショップ1 感じる解剖学

2019年5月2日(木) 10時〜13時 集中ワークショップ2 ストレッチ編

2019年5月2日(木) 14時〜17時 集中ワークショップ3 筋トレ編

お申し込みはこちらから

ハレ・オハナのロケーションは、横浜の下町なので、連休だからと人出が多いところではないです。近所の気の利いたお店はお休みかもですね。コンビニとか、牛丼屋さんとかはありますから、お昼ご飯は食べられます。

一番近いホテルは、こちら。


4月30日にいすフラコンダクター養成講座もあるので、横浜観光も兼ねていらしてくださいね。

いすフラコンダクター養成講座のお申し込みはこちら

クービック予約システムから予約する

私が運動を続ける理由

私は、子供の頃にとても運動が苦手で、インドアの極みのような子供でした。幼稚園で「お庭遊びしたくない」と泣いて訴えて、でも外に引きずり出された記憶があるぐらいです。

大人になって、小児療育センターというところで働いていて、もしかして、と思ったことがあります。それは「筋肉が緩いタイプの子供だったんじゃないか」ということ。

筋肉って、常に少し縮んでいて、いつでも大きな力を発揮できるように準備しているんです。この準備が弱いタイプの子供というのがいて、何の診断もつかないけど運動の獲得がゆっくりという特徴があります。このような子供って、筋肉に力を入れるのに時間がかかるので、運動がとても苦手です。筋肉の張りが弱く、触るとふにゃふにゃしているんです。

あんまりにも正常運動発達と掛け離れると、運動療法の対象になるんですけど、ちょっと遅い、でも、まぁまぁついていくという子に対しては、何のサービスもないのが現状です。私が子供の頃は、きっとそんなこともあまりよくわかっていなかったでしょうから(一般的に知られていないという意味で)少々遅くても気に留めなかったかもしれないなぁ、と思います。

運動の専門家となり、子供の運動発達を間近で見たことで、自分に思い当たることがありすぎて「もしかして、私は筋肉の緊張が緩いんじゃないか?』と思うようになりました。

これが、のちに、私が姿勢改善に本気で取り組もうと思った理由にもなります。

姿勢を安定させる小さな筋肉が緩いので、それを動かすことの方が大変だから、大きな長い筋肉でバランスを取るようになるんです。そうすると、筋肉は緩いくせに、モモの裏とかふくらはぎが硬くなったり、背中が固かったりするんです。お腹は腹直筋だけがやたら働くので、肋骨が飛び出してきたりして。

これはまずいよね、姿勢を安定させる小さい筋肉を動かさないとね。専門家だから、問題はよくわかって、でも、どうやったら動かせるのか、自分じゃわからなくて、そこでトレーナーさんを探したんです。トレーナーが見つからなかったら、先輩を拝み倒して、終業後に見てもらおうとまで考えていました。自分の体は、そのぐらいヤバい状態だと判断していました。

今でも、体を支える小さい筋肉は、使ってあげていないとすぐにサボるし、サボると不調が出るので、自分で動かすことを続けています。そうしないと、すぐ疲れちゃうからなんです。

ただフラの為じゃなくて、生きていくのが楽になるために、しっかり体を使うことを心がけているんです。

使ってあげれば、体は応えてくれます。そりゃ、もっと早くにやっていればって思うけど、そんなことわからなかったんだから仕方ないです。今からでも遅くはない、ちゃんとやろうと思って、メンテナンスしています。

誰のためでもなく自分のため。元気に生活したいため。フラも踊りやすくなったけど、結構過密なスケジュールでもひどく疲れなくなったことが、何よりも嬉しいし、役に立っています。

皆さんにも、これを味わっていただけたら嬉しいなぁと思います。

フラの為のカラダ作りレッスン

問題があるからって夢を諦めるのか?

カラダの問題を抱えている方って多いですよね。

私も、臼蓋形成不全、腰椎椎間板ヘルニア、脳出血後後遺症と、既往歴があって、純粋な健康体ではありません。

そしてこのところ、原疾患を持っているお客様が多くなっています。

慢性関節リウマチ、股関節臼蓋形成不全等々。こういう方は、スポーツトレーナーさんだと対応できないから、理学療法士である私のところにくることが多いです。

臼蓋形成不全や椎間板ヘルニアは、基本的に命に関わる病気じゃないのですが、ご本人は結構困っている。でも、お医者さんは痛み止めをくれるとか、対症療法しかしないので、どうしたらこの困りごとを解決できるのかは教えてくれない。

(9割9分、どうしたら困っていることが解消できるかを知らない)

何故ならば、病気のことはよくわかっていても、生活のこと、動きのことは医師の専門外だからです。

そこの専門家が、理学療法士であり作業療法士なのですが、そんなことは一般に全く知られていない。ほんと、宝の持ち腐れです。

後療法としての理学療法に甘んじていることが、腹立たしくて仕方ない。

まぁ、そんなこと言ってもね。お偉いさん達はきっと色々考えているんでしょうから、私は私の道を行くしかないんですけどね。

ということで、困っているフラダンサーさんに、何かが届くといいなぁと思っています。進行性の病気を持っている人は、どうしても人生を縮小する方に向かっていくんですけど、冷静に考えると、動ける期間は不摂生している人の健康寿命と大差なかったりします。

つまり、病気だからと諦めるのは、ちょと早すぎるってこと。

私はもう直ぐ50歳。自分の健康を顧みないで生活している人の平均健康寿命は70歳ぐらい。ということは、残り元気に過ごせる時間は、「あなたは病気です、あと20年ぐらい経ったら動けなくなるかもしれません」と宣言されているかいないかの違いがあるだけで、同じ程度ということになります。逆に、病気ですと言われれば、なんとかして少しでも長く元気に過ごそうと、そのための方法を色々考えるでしょう。そうしたら、案外、長く動けるかもしれないんですね。ということは、自分をケアしていない、不摂生さんに比べると、動ける期間は長くなるってことです。

悲観しなくていいと思います。

私は、そう思っています。

もし、私が脳出血を患っていなかったら、寝ないで仕事をしていたでしょう。血圧が高いことも知らずに過ごしていたに違いないです。ある日突然、寝たきりになっていたかもしれない。でも、病気になったおかげで、血圧コントロールもしているし、休息が大事なことも知ったし、そのために工夫もするようになりました。

もちろん、もっと早くそうしていればよかった、という思いはあります。だけど、時間は戻せないから、今を受け入れて、ここからどうするかって考えないと前に進めないですよね。

夢を諦めるんじゃなくて、どうやってつなげていくのかを考える。それが大事なんじゃないかって思うんです。お医者さんは何にもしてくれない。そりゃそうです。だって、お医者さんの人生じゃないもの。あなたの人生を切り開くのはあなたの力。それに力を貸してくれっていうなら、きっとお医者さんも協力してくれるんです。

夢を諦めたくないなら、追えばいい。病気だろうが、不調があろうが、きっと道はあるんです。もし、そのお手伝いを、ハレ・オハナができるなら、喜んで力をお貸しします。限界はあるでしょうけど、一緒に夢を追いかけましょう!

体幹を整えて良かったこと

「ちゃんと体幹を鍛えている感じがします」と、素敵なバレエダンサーさんに褒められました。

嬉しいですが、元々はこんなじゃなかった。

体幹は弱くて、腹筋なんてできなかったし、体はとても固くて、よくフラを踊ろうと思ったなぁ、と思うぐらいでした。

ビフォーの写真がないのが残念。どこかにあるかなぁ?

自分が曲がっていることに気がついたのは、忘れもしない、2008年の発表会の舞台上でした。

タヒチアンを踊っていたのですが、自分がどんどん右に傾いているように感じていました。その前の練習でも、そう言う感じはあったのですが、本番の舞台上で、もっとはっきりと感じたのです。

これは、相当傾いているに違いない、DVDで確認しなくちゃと、すごく不安に思ったのをはっきり覚えています。

しかし、自分の感覚とは裏腹に、舞台上で踊っている私は、見た目まっすぐ立っていたんです。自分の感覚と、実際がかなりずれている。これは、まずいことだと、思いました。職業柄、この原因はまっすぐの軸(背骨が自然なS字カーブを描いているときにできる、体軸)が保てていないからだろうと判断し、軸を保つようなことをしてくれるところを探して、コア・コンディショニングに出会いました。

相当探しました。

何しろ、私がコア・コンディショニングに出会った頃はまだ、体幹と言う言葉自体が知られていなかった頃で、それを前面に押し出しているところもまだあまりなく、しかも、私が納得できるようなことをしているところはもっと少なかったのですから。

幸いにして、素晴らしいトレーナーと出会って、姿勢改善や体幹機能向上などに取り組むことができました。ただ、誰にも内緒で。それが正解かどうかはわからないからです。

しばらくして、いろんな変化が現れました。

まずは、カヒコの5日間合宿で、筋肉痛にならないという、ミラクル現象。それまでは、少し頑張りすぎると必ず筋肉痛になっていました。それを覚悟しての合宿参加でしたが、全く筋肉痛にならず。周囲の人が筋肉痛になっているのを見て、自分はサボっているんじゃないか?と思ったぐらいです。

その次は、先輩方の陰口。

私は、当時習っていた先生に、いろんなことを相談していて、ちょっと先輩方に睨まれていたことがあります。先生がずっと自分の方を向いてくれていたのが、私にも向くことで自分の方が薄くなると思っていたんでしょうね。だから、こんな風に。

「りっちゃんって、あんな風に踊っていたっけ?」

「なんか踊りが変わったよね」と。

たまたま聞いちゃったんです(「ちょっと、聞こえちゃうよ、という声まで聞こえた(笑)」)言葉のニュアンスですが、どうやら、先生に頼んで、秘密裏に練習していたと思われたらしいです。

いーえ、コア・コンディショニングでした。

その時「もし、先輩から聞かれたら、何をしたかは教えよう。でも、聞かれなかったら黙っておこう」と思いました。

その反応から、私がやっていることは間違っていなかったと確信しました。

だいぶ変わったように見えるだろうと思います。だって、楽に踊れるようになっていましたから。大きく動いても、体が持って行かれないから、ブレないし、おまけに体がとても軽いので、力が必要なくて、のびのび踊れているから。

今も、その先輩から何をしていたのかなんて聞かれないから、教えていません。もう、教える必要もないと思っています。だって、それぞれ、踊っているんだから。その上で、ご自分で必要なことをしているでしょうし、先輩方はとても器用で優秀だから、何にもしなくても踊れるんだろうと思うので。

私は、器用じゃないから、ある程度理論的に考えないとうまくできないんです。

運動音痴だから。でも、上手になりたいと思っていたから。今は、どうでもよくなったけど、自分を認めて欲しかった。そのために、がむしゃらに頑張ってきたけど、そんなことが通用したのは10年だけでした。若さで突っ走れたのがそのぐらい、ということと思います。それを超えたら、年齢を重ねていくカラダと付き合いながら、よりいい状態を目指すことが必要になってきた。そのためには、基本的なところを変える必要があって、だからきっと、その時期にコア・コンディショニングと出会ったんだろうと思います。

コア・コンディショニングと出会って、ちょうど10年ぐらい。今が一番、楽しく踊れていると思います。あの頃も楽しかったけど、楽しさが違うなぁって思います。

誰かに認めて欲しくて、必死だったあの頃を懐かしく思い出しています。

何を求めていたんだろう?当時の自分のような生徒さんの姿が、ブーメランのように自分に帰ってきていて、笑えます。

フラの為のカラダ作り 集中ワークショップを開催しました

フラの為のカラダ作り 集中ワークショップを開催しました。
感じる解剖学とストレッチ編を同じ日に行うという、意外だけど初の試みでした。

土曜日開催が多かったので、時間の制約があって難しかったのですが、今回は祝日だった為、朝からの開催ができました。同じ日に2つの講座があるのは良いかもね。3つになると消化不良になりそう。

やってみての感想ですが、大きな動きはできるのですが、股関節、肩関節の固定が弱く、本来の動きの軸が取れていない人が多かったです。固定する筋肉は、インナーマッスルといい、小さな動きを軽い力でするもので、大きく派手に力強く動く筋肉ではありません。しかし、それがうまく働かないと、肩を動かすときに関節の中で余計に動いてしまって、本来とは違う動きになってしまったり、動きを止めちゃったりします。

股関節が固い人の多くは、この関節を固定する筋肉がきちんと働かないのが問題なんだと思います。

こう書くと「筋トレ!」と思う方が多いと思うんですが、実はもっと大事なのが、「大きな筋肉の働きを最小限にすること」で、これがものすごい難問。何故ならば、力を抜くという命令は、人の体はできないからなんです。力むのは得意。リラックスは苦手。それが筋肉の特徴です。

リラックスできるには、安心感が必要です。リラックスしていない筋肉の反対の動きをする筋肉が弱いまたは固いと、リラックスできません。人の体は、強調して動く(絶妙にバランスをとりながら動く)ので、1個の筋肉がどうこうしても、あんまり関係なかったりします。そして、リラックスしようと意識すると、力が入るというのも特徴。

難しいですよね〜
だから、動きの専門家にみてもらうっていうのが良いよ、と言っています。美しいフラは、力みが取れて初めて実現するもの。力一杯踊っていても、うまくいかないんです。

また、集中ワークショップは開催しますので、どうぞおいでくださいね。そして、フラの為のカラダ作りにもいらしてね。

フラガールの由々しき実態

そろそろ、語ってもいいでしょう

病院や施設ではなく、いわゆる健常者であるはずのフラダンサーさん達の運動指導を始めて、そろそろ10年になります。

そろそろ、振り返ってみてもいいかな、と思います。

印象深いのが「教科書通りの健常者は一人もいない」ということです。

特に、足というか、股関節周囲の筋力(中殿筋力)が、一般的な教科書でいうところの、重力に抗して全可動域動かせるというひとが、一人もいない。(最終可動域でのホールドもできないので、筋力の評価は3−です)

これって、本当に大変なこと。ヒップモーションがどうのこうのなんて言っている場合じゃないです。一歩ごとに、骨盤が落ちているだけ。上げているつもりの反対側が、落ちているんです。これが病的になってくると、トレンデレンブルグ跛行というものになる。

こうやって書くと、中殿筋を鍛えればいいのね、となるので、ちょっと恐いのです。中殿筋だけが弱いことはなく、それに関連するところの筋力も落ちているし、胸郭というところの柔軟性が足りない人も多い。

それらを総合して考えると、私の印象は、普通小学校にいける程度のSpastic diplegia 的な女性が多くて、病院で働いている時と変わらないなぁ、という印象なんです。

健常者ってなんだろう?と、悩みます。

起こっている症状もそっくりで、頭部前方変位、胸郭の可動性低下、体幹低緊張、腰椎過伸展、股関節内転内旋位、外反扁平。

さすが健常者と思うのが、筋肉の収縮が極端じゃないこと(そこはSpastic

ではない)、立ち直り反応が素晴らしいこと。

そんな状態で踊っていて、赤べこのように頭を揺らしているだけで、バランスを保てるんだから、相当良い立ち直り反応です。

これが、実態。

だから、カラダ作りにいらっしゃる皆さんに、最初からきつい筋トレは行わないのです。そんなことしたら、大変なことが起こるから。

もしかしたら、そうじゃない人は、カラダ作り自体がいらないのかもしれないです。

この10年、健常者っていないんじゃないか、と思うようになりました。

フラを踊っているって、結構な運動量のはずですが、それでも、教科書通りなんてない。

私自身も筋力は足りなかったです。少なくとも私には自覚があって、そこをなんとかしようともがいた過去があります。皆さんは普通の筋力があるだろうに、自分は足りない、異常だと、焦りに似た気持ちでもありました。それが、目の前に表れるフラダンサーさんが、かつて、異常だと思った自分よりも動かないカラダだったりして、本当に仰天しました。

病院で働いているご同業の皆さん、患者様が筋力低下しているのは、病前の何十年も前からかもしれないです。4ぐらいになったら、褒めてくださいね。それでも、きっと頑張っている。だって、踊っている女性が3−なんだから。運動習慣があっても、あてになりませんね。

データを取っているわけじゃないので、あくまでも印象です。研究はする気がないので、日々の臨床だけですけど、こんな感じ。私に取っては、由々しきことだし、これで踊っているの?という驚きの実態でもあります。