問いを立てると答えが見つかる

フラが上手くなりたいという人は多いと思います。どう思っていますか?

「フラが上手になりたいなぁ」「上手に踊れたらいいなぁ」ですか?

残念!それは、上達から遠ざかります。

「上手になりたいと思っている自分」を探しているからです。上手になったら困るんです。上手になりたいなあと思っている自分を繰り返して刷り込んでいるから。

じゃあ、どうしたらいいかっていうと、質問するんです。

「どうやったら上手にできますか?」って。

誰にって、自分にです。そうすると、アンテナがそういう方向に動き出して、どうしたらという解決策を見つけてきます。

私の例で恐縮ですが、ハワイでレッスンを受けた時、カヌーを漕ぐ振りがどうしても上手くいかなくて、ちょっと困っていました。

どうやったらいいのかな?

そう思っていたら、キラウエアビジターセンターで見た、映像(映画?)の中で、クム・ナラニが、カヌーを漕ぐ振りを、オリとともにやっていたのです。つい真似っこしてやっていたら、隣にいたKiwalaʻoが、ニコニコしてこっちをみていました。

こんなところでヒントがあるなんて、と思ったのですが、それは私が、どうしたらいいかと考えていたからなんです。

そして、こういう記事を書くと、「私もその映画を見たいです」というコメントがつきそうなんですけど、実は、それがダメ。同じものを見ても、気がつくところは違うのです。同じ体験をすることが重要なんじゃなくて、あなたの体験で学んでいくことがとっても大事。ここも、伝わらないんだよね〜

Kiwalaʻoは、そこを見せたくてビジターセンターの映画を見ようといったわけじゃなくて、火山のことがよくわかるから、と言っていたんです。映画は何種類かあって、そのどれかわからないけど、どれでも勉強になるよ、と。もちろん、火山の成り立ちも面白かったんですが、私は、クム・ナラニのオリと動きが印象に残りました。
同じ時に一緒にそれをみていた人には、違うものが残っているはず。それでいいんです。

たくさんある情報の中から自分が何を拾うかは、自分が何を自分に問うているかにかかっています。問いかけたら、忘れてもいいんです。脳は、いつまででも探し続けるので。でも、問いかけなければ、答えを探すことはない。こうなったらいいなぁという思いに浸っていると、いいなぁと思う状態を脳は作り続けるんです。つまり、答えを見つけない。どうしたら、どうすれば、という問いは、漠然としていますから、本当にそれでいいの?と思うでしょうけど、それがいいんですね。

憧れの存在に近づくために、その人と同じことをするというロールモデルという考え方があるんですけど、実は、行動を真似るだけじゃなくて、なぜそれをやっているのか、その考えがどこから来たのかをしっかりと真似る必要があるんだな、ということが、この数年でよくわかりました。
行動だけを真似ても、何にも起こらなかった。

でも、ロールモデルから離れて、「どうしたら?」という思考になったら、そこに近づいていっているような気がします。

だからね、皆さんも、問いを立ててみて。答えが思わぬところから見つかるかも。

あなたのこうなりたいが本物なら、脳はちゃんと探してくれますから。

真面目な人ほど教わってはいけない

潰れますよ

日本の皆さんは真面目なので、先生や何かしらの権威がある人の言うことは、その通りにしないとならない、と思ってしまいます。

動きや感覚は、どう頑張っても言葉では伝わりません。

伝わらないものを、一生懸命受け取ろうとし、先生が言っている通りに動けないのは自分が悪い、と、考えがちなのが、真面目なみなさんの特徴です。自分が悪い、センスがない、フラに向いてないなどと、自分が悪いループにはまって潰れます。

まぁ、たまには、分かるように言えない私を責める人もいますが、それはそれで、いい関係にならないです。(はい、そう言うことがありました。必要なことだったですが、キツイです)

誰のせいでもなく、言葉ってそんなものです。ですから、ノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)が大事になるんです。

表情や声のトーン、身振り手振り、姿勢、態度が大事。

言葉に気をつけても、なんだか嫌いな人と上手くいかないのは、非言語での発信が、相手に嫌いと伝えているからです。

それから、隠し事をしているのも、中身はわからないけどすぐ分かります。夫やカレシの浮気って、すぐに分かりますよね?それって、何からでしょう?生徒さんでも、初めてお目にかかる人でも、何かをあえて言わないようにしていることはわかります。

だからこそ、マインドセット(心の在り方)が重要。それを理解しているので、私は、マインドセットをとても大事にしています。

バーバルコマンド(言葉での指示)は、きっかけにはなるけど、動きのきっかけとしては遅れる。それも分かっていないと、タイミングよく指示が出せません。

自分の動くタイミングで指示を出したら、生徒さんは絶対に遅れる。でも、「遅い!」と注意する先生、いませんか?

遅いのは、先生の指示の方ですが、真面目な人ほど出来ないループに陥ります。先生のことを疑うことはないでしょうから。

要領のいい人は、言葉を聞きすぎず、動きを見ます。動きの通りに動くので、真面目すぎず適当な方が上手くいきます。

そんなものです。

だから、真面目な人ほど、先生の言葉通りにしてはいけない。言葉は、伝わらない前提で、動きを見てください。

ポイントとしては、動きの中で動いていないところにも注目すること。右手が動くと人の目線は右手を追います。その時の左手にも注目して学ぶのです。

言葉は、最優先事項でなく、あくまでも補足。振り回されませんように。

言葉をなるべく排除し、動きから学ぶフラを実践し始めているハレ・オハナのフラ・レッスンにもどうぞおいでください。