フラは人前で踊ってこそ意味がある


ハレ・オハナでは発表会やイベントへの参加は強制ではありません。
なので、出演しない、と仰る生徒さんも、結構いらっしゃいます。
その皆さんに、私がきちんと説明出来ていないのが悪いのですが、
自然の中で踊るのは良いけど、人前で踊るのは自信が無いとか、そういうつもりで踊っていない、などと言う理由みたいです。

フラの成り立ちを考えたら、ちょっとおかしな話。
フラは、文字のなかったハワイの人々が、家族やその地域の歴史や神話などを伝えるもの。
つまり、伝える人がいなければ、その存在は意味が無い。
自然の中で踊ると言うことは、神々に対して踊ると言うことで、私の中では、人前で踊る以上に畏れ多いこと。
これは出来るけど、人前で踊れないと言うことは、ちょっと考えられません。

ハレ・オハナでは、出演するイベントも、すごく考えています。
それぞれの教室の考え方でもあるので、善し悪しではありませんが、どんな人が見てくれるのか、と言うことも考えて、出演します。
なので、人前で踊る機会自体が少ないのですけど、それでも、フラに縁があった以上、自分が習った物語を語り継いでいくのは、習ったものの役目だって思うのです。
そこを、ちゃんと説明出来ていないから、発表会はでません、って言うことになるのかなぁと反省。
発表会こそ、大切です。
自分の家族や友人に、自分が習ったハワイの伝説を語る、大切な時間です。
美しく着飾った自分ややフラの技術を見せる場ではありません。
物語を語る上で、コスチュームは重要なのが、ちょっと分かるでしょうか?
お芝居で、貴族の役の人が、Tシャツにデニムではおかしいように、曲の物語にあわせたコスチュームが必要なのです。

だけど、日本でフラを習っている人は、自分の為に踊っているんですよね。
自分がやりたいかどうかが判断基準。
それは、フラの本当の歴史から考えたら、ずいぶん傲慢なこと。
ハワイに行くと、その意識が違うように思います。繋いでいくことを、とても大切にしている。
フラは、他のダンスと違って、フラが踊る人を選ぶと思っています。
フラが選んだ人は、長く続けられるけど、フラが選ばなかった人は、どこかで離れていくように思います。
今、フラに選ばれているのなら、その役目を果たしてみるのも良いんじゃないかと思います。



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