習うより学ぶが大事

日本人のフラがつまらない訳


フラは、言葉を踊る、物語のような踊りです。

振り付けをただ覚えて、それをコピーマシンのように繰り出しても、心に響くフラは踊れません。

もちろん、踊りの技術は必要です。それは、最低限のこと。

日本人のフラが面白くなく見えるのは、物語を語る力が足りないからだと思います。

これは、ハワイ語だからという言葉の問題ではなく、習う側の意識も問題です。

全てを知っている人はいません。だから、自分で調べて理解を深めることも大事なこと。それをせず、先生が教えてくれないと嘆くのも一つの方法ではありますが、私の経験上、教えても身に付かないですね。すぐ忘れます。

むしろ、自分で調べた方が、ちゃんと理解します。

これが、私が教えることに限界を感じている理由です。

どんなに細かく、一生懸命教えても、半分覚えていればいい方で、大抵は忘れてしまいます。

これを年齢のせいにする人や記憶力のせいにする人もいますが、私は、集中していないから、と思っています。

集中出来ないには理由があるだろうと。

そのヒントを、とあるミュージシャンのライブで頂きました。

観客が、まるで事前に訓練されたかのように、音楽に合わせて踊っているのです。

まぁ、これには目からウロコが落ちるようでした。

参加したくなるほど楽しいことなら、誰に教わらなくても自ら学ぶのですね。このライブの観客のうち、どのくらいの人がダンスが得意なのでしょう?どのくらいの方が、常連なのでしょう?苦手なことも、初めてのことも、好きなミュージシャンと盛り上がるためなら、出来るのですよね。

そして、何も言わなくても、必要な物を用意(購入)して、自分から率先して参加する。

これはすごいぞ、と。

本当は、レッスンもこうであるべきだろうなぁと。

楽しくなるレッスンとは、一体どんなものなのか、まだ答えは見つかりませんが、そんなレッスンにしていけば、きっともっと、みなさんの表現力も上がるし、忘れるなんてことはないだろうなぁと。

私の中で、これは習い事革命だと思ってます。

日本人の感覚だと、師匠がいて、弟子がいて、師匠のおっしゃる通りに習うことを重視しますが、ちょっと窮屈な感じがします。

もちろん、そういう側面もありますが、違う面もあっていいと。

ハワイでどんな風にレッスンをしているのかはよく分かりませんが、日本で日本人のためにやることだから、もっと自由にやってもいいのかな、なんて思ってます。

もちろん、ハワイへのリスペクトは忘れず、きちんと学ぶこともして、ただ、レッスンのやり方としては、もっと生徒さんが参加したくなる魅力的なものにしていってもいいよね、と。

自ら学ぶことは、みなさんのフラを魅力的にしていくはずです。

きっと、ハワイでは、積極的に学び取らなくてもそこに学びがあるのでしょう。

クプナの語る昔話や、毎日生活している場所が、学びだったりして。

環境の違いが、踊りの違いになるのは、ちょっと残念だから、私は、日本人だからこそたくさん学ぶことが大事だと思います。

習うではなく、学ぶに転換していけば、もっと面白くなるはず。

みなさんは、どんなレッスンを受けたいですか?

私は、ギューッと圧縮したレッスンが好きなんです。2時間くらいで1曲を習うレッスンが大好き。いろんな話を聞いて、それからそれにまつわる書籍を買いに行くような、そんなレッスンがどうしようもなく好きです。私が好きなスタイルは、みなさんの好きなスタイルとは違うと思うので、どんなレッスンが好きか、教えていただけたら、いろいろ実験して、こんなレッスンなら、生徒さんはよく学ぶし、踊りも変わるよ、ということをお知らせできると思います。

ご意見をお聞かせください。



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