カヒコを教えるということ

5年教え続けてきての雑感


私が習っているクムフラKiwala’oは、指導者は正しく踊れることが基本で、その上でイプヘケを叩けて、チャントが出来ること、と教えてくれました。
まずは踊れることが大事、と。
だから、まずは踊りを覚え、踊りながら言葉を覚え、踊りながらイプヘケのリズムをたたき込む、と言うやり方をしてきました。
イプヘケは、基本はステップに対応している叩き方なので、次のステップが何かが分かると、叩くのに困りませんし、言葉は振り付けと対応しているので、振りと共に覚えると忘れづらい。

カヒコは、ダンサーもやることが多いです。
カヘアを言う必要があるし、イプヘケのリズムを聴く必要があります。
また、自分が踊る曲の歌詞をある程度覚えていないと、どこを踊っているのかが分からなくなります。
ノホフラだと、自分がチャントをしながらカラダを叩いたり楽器を使ったりしてリズムを刻んでいくので、チャンターとやることが変わらず、しっかりと覚える必要があります。

初心者ばかりのグループに教えるのは、本当に大変でした。
一つ一つ段階を追って、一緒にやっていく必要があったので、一人何役もやらねばなりませんでした。今は、生徒さんが育ってくれて、先輩方がクラスを引っ張っていってくれるので、助かります。

とはいえ、先輩がいるクラスばかりではなく、入れ替わりが激しかったり、一生懸命育てた人が来られなくなったりして、振り出しに戻るクラスも無いわけじゃ無いです。
それでも教え続けているのは、カヒコが好きだからです。

ハワイに伝わっているものを、情熱を持って伝えようとしてくれるクムフラの思いとか、自分の中から湧き上がるフラへの想いなども、ストレートに伝えられるなぁと思うカヒコ。
心の奥底から湧き上がってくる情熱(クムが言うfire)を、フラやチャントに載せて踊る事の心地よさを知ってしまったので、これをやっていきたい、と強く思います。
本当は、アウアナもそうやって踊るはずです。
でも、アウアナだけをやっていると、表現が平坦になるなぁ、と思っています。
上手な人は上手ですし、さすがの表現をする方も何人も知っていますが、それでも、自分を赤裸々にさらけ出す覚悟が無いと、表現は平坦になるんだなぁ、と言うことを、自分の経験から感じています。

ペレやヒイアカの物語に流れる感情は、怒りや嫉妬、悲しみ、恨みなど、普段の生活では蓋をして見ない振りしている感情です。でも、カヒコは、その感情をちゃんと見て、昇華させるように踊るのです。ぶわーっと吹き上がる感情を、隠すのではなく、踊りとして表現します。
それが出来る強い肉体が必須です。普段怒りを抑えている人ほど、あふれる感情が強いので、カラダも強くないと自分の感情に負けますから。だから、カラダ作りも提案しています。

5年教えてきて、ようやく、魂のままに踊れる人が出てきているかな、もうちょっとかな、と思ってみています。
まだまだ、頭を使って、上手に踊ろうとか、間違わずに踊ろうで止まっている気がします。
あと一歩、間違ってもいいから、爆発するようなフラを踊れるように、チャントでサポートしていきたいと、発声練習をしています。(クムフラからも、チャントにfireを入れろ、と言うアドバイスをいただきました。ありがたいことです。)
夜な夜な、風呂場にチャントが響く(笑)
チャントも、強靱な肉体が必要です。
声は、自分から出ます。
自分自身がガッチリしていないと、声にパワーが宿りません。

カヒコを踊る事で、自分の身体をしっかり作っていくことや、頭ではなく魂で踊るということを教わっています。
それを伝えることが出来ることを、嬉しく思います。
どんな衣装を着るか、どんなお化粧をするかより大事な、どう踊るかを、生徒さんに伝えられたらいいなぁ、と思いながら、日々レッスンしています。

そんな私と一緒に踊りたい方、どうぞ、ハレ・オハナのレッスンにいらしてください。
一緒に踊るメンバーを募集中です。
https://ws.formzu.net/fgen/S39932001/



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