日本語の曲を踊る理由

フラの本質を伝えたい

フラは、言葉を踊ります。
文字のなかったハワイでは、フラは祈りであり、同時に語り部であり、歴史でした。
フラは、踊るより「演じる」に近い、と個人的には思っています。
なので、言葉の意味が分かるのは、基本です。


フラを教え始めてから分かったことですけど、生徒さんの多くが外国語に対しての強烈な苦手意識があって、ハワイ語を聞き取れないし、覚えられない(と思い込んでいる)から、1年ぐらい練習している曲名を覚えなかったり、何回練習してもカヘアを覚えなかったりします。「当たり前でしょ、日本人なんだから」という風に言われると、すごくガッカリします。
思い込みなんだけどなぁ。
フラに必要なハワイ語は、そんなに難しくない。むしろ、日本人の方が英語圏の人よりハワイ語の読みは、上手だと思う。
でも、外国語は分からない、と、頭から否定して、全然受け入れてくれない。

だったら、言葉の壁がない、日本語の曲をやりましょう、と思って、今までも、日本語の曲を練習してきました。
言葉を踊る、曲を踊ると言うことを、理解出来るかな、と思って。
振り付けは、言葉についているものなので、言葉が分かれば、振り付けも分かるはず。
だから、言葉が分かると振りが分かる、という体験をして欲しい、という想いも込めて、日本語の曲を踊ります。

フラを正しく伝えることと共に、大切なのは、本質を伝えることと思います。
フラを踊る時に笑顔になるのは、笑顔のストーリーを踊るからで、笑顔になって欲しいから、なるべくそういう曲を選んでいます。
でも、ハワイ語だと言うだけで、残念ながらそこが伝わらない。
だったら、日本語で踊ることで、本質に触れてもらえるかも知れないな、と思います。

自然の中で踊る事も大事だと思うのですが、それが叶わなくても、出来ることを少しずつ伝えていけたら、と思います。
日本人は、元々自然を愛でる民族なので、ハワイの文化は理解しやすいはず。
日本語のフラをきっかけに、フラの奥深さや本当の楽しさを知ってもらえるといいなぁ、と願っています。



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