上手になる≠カラダに痛みが出る

何度考えても違うと思う

かつての私は、難しい曲が踊れるようになるにつれて(上手になったと思うにつれて)、カラダの痛いところが増えていきました。

センパイたちも、痛いのが当たり前、むしろ、どこにも痛みがないのは、サボっている証拠、という風に言ってましたので、そうなんだ、もっともっと踊れるようになるということは、カラダは、ボロボロになるっていうことなんだ、と思っていました。だから、膝が痛い腰が痛い、と言うのは、ある意味ステイタスでした。

ところが、冷静な私がこんな風に思うようになります。

レベルアップするほどにカラダが壊れていくものが、何百年も続くだろうか?と。

あるいは、バレエやフィギュアスケートのように、若いうちだけという踊りだったかもしれないけど、だとしたら、生涯踊り続ける事は不可能ということになるし、ハワイにクプナさんのフラは存在しないことになる。

でも、ちゃんとあるし、若者だけのものでもなさそう。

だとしたら、前提が違うのではないか?

そもそも、カラダが痛くなる、という事がオカシイのではないか。だって、リハビリは痛みがあるときはすごく注意して行うのだから。どんな痛みでも起こさないように行うのに、なんでフラは痛くするのが良いと判断していたんだろう?と。

そこから考えをスタートさせたら、順番にしっかり筋力をつけて、無理なく動けるようにしたら、痛みはなくなるだろう、と予測が出来たので、そういう取り組みをしました。

その結果、2009年にハーラウの皆さんとカヒコのワークショップでハワイ島に行った時、レッスンでは全く筋肉痛にならず、本当にビックリしました。

筋肉痛にならないなんて、私はサボっているのか?と疑ったので、低く低く、ウエヘも張り切ってやって、でも大丈夫でした。

ただ、下手は下手。技術まで向上したわけではありませんでした。

いつも左から回すアミしかやってなかったので、反対から回す、加えて振り付けではククで、それは出来なかったのですが(出来るまでに5年かかりました)それ以外のウエヘは、バッチリでした。

まだこの時は、本当の意味では楽になりきれてなかったのですが、でも明らかに痛みはない。

すごすぎて、誰にも言えませんでした。信じてもらえそうにないし、筋肉痛に苦しむセンパイ達に、私全然筋肉痛ないですよ、なんて言えない。

同時に、私の前提は、間違っていなかった、と思いました。きちんと順番に、一つずつ習得していけば、必ず結果が出るし、痛みはなく踊れる。

順番に習得していくのは、フラではなく、カラダの使い方。

赤ちゃんが獲得していく順番に沿って、ちょっとずつ動かし方を身につけていくことです。私は、運動音痴で不器用なのですが、その原因がおそらく背骨を適切なポジションで保てていないのに、力任せに動いているからだろうと、今までの理学療法士の経験から導き出してそこをじっくり取り組んできました。(いわゆるコア・コンディショニング、体幹トレーニングです)

ハワイでは、子供の頃からフラを踊り始めるので、早い人だと走る前に踊り始めたりしてます。つまり、変なクセがつく前なら、フラの動きを順番に学べばいいけど、変なクセがついてしまってからは、一度クセをリセットをするのが早道です。
踊りながらの修正になるので、完璧にはならないだろうし、時間もかかると思います。それでも今よりは楽に、痛みなく踊れるようになる。

これにピンときた人は、どうぞフラの為のカラダ作りにおいでください。

痛みがステイタスだなんて、辛すぎますから。(私は辛かったし、未来が暗かった)カラダがボロボロになって、どうにもならなくなる前に、是非いらしてください!



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