人のカラダのバランス

積み木を積むように

人は、生まれ持っているものは同じでも、その使い方を教わることがありません。
全ての動物がそうであるように、生まれてから地球の重力に逆らい、カラダを持ち上げることを覚えて行きます。
その過程で、誰かに体の起こし方を習うことがないので、100%自己流で動いていきます。
小さいお子さんがいたり、それが兄弟だったりすると分かると思うのですが、子供達は、自分流の動きを覚えていくので兄弟でも違うところが沢山ありますよね。
歩き出す時期も、歩き出すまでになることも、その後の成長も、全く違います。

それは、積み木を積むことにも似ています。


ヒトの運動は、このように積み上がっていきます。


自己流で積み上げるので、こんな風になることも多く、どちらも、バランスは取れていますね。
でも、まっすぐかと言うと、表面が整っているものとそうで無いものがあるな、と言うことは、見たら分かると思います。
フラ・ダンサーの多くが悩んでいるのが、これです。
ガタガタに積まれたカラダで育ってきていて、これでもバランスが取れているので、通常は問題ない。でも、フラの先生が求めているのが、真っ直ぐに積み上がっているような見た目だとすると、ガタガタ、デコボコのカラダをなんとかして真っ直ぐな見た目と揃えようとすると、無理があるだろうし、曲がっているのが分からなくても仕方ないです。ガタガタでバランスが取れているので、そこが真っ直ぐだと思っているから。

フラの為のカラダ作りは、この積み木の積み方を変えて、真っ直ぐにしよう、と言う提案をしています。実際やっていることはそういうことです。
積み木がガタガタになっているとき、崩さないで直そうと思ったら、下から直しませんか?
目立つ上から直したくなりますが、5個ぐらいならともかく、たくさん積み上がれば上がるほど、土台がしっかりしないと崩れますよね。カラダ作りも同じこと。
一番最初に身につけて欲しいところから、徐々に修正していきます。
積み木と違うのは、ヒトのカラダは土台が変わると、上の方も自然にバランスを取るように動くと言うこと。
これは、ヒトに備わっている能力なので、どなたも持っています。

だから、土台となるインナーユニットがしっかりすると、体全体が安定したように感じるのです。

これは、フラに限らない話です。全てに通じます。
もちろん、真っ直ぐが絶対良いということもなくて、ガタガタでもバランスが取れていればいい、という考え方もあります。
それもあり、です。
全てが、完璧であることは出来ないので、今のカラダで出来る範囲で、楽しむことができるなら、十分ではないかと思います。私は、それでは満足できなかっただけです。長く踊る為に、カラダを土台から整えないと、どこかで崩れることが見えていましたので。フラをあきらめたくないですから。

そして、この土台を変えるということに関しては、年齢は関係ありません。
そもそもの土台は、子供の頃に獲得したものですから、むしろ純和風の生活をしてきている年齢の高い人の方が、土台がしっかりしている傾向があります。
子供だからやらなくてはならない、年を取っているからやっても意味がない、ということではないです。
毎日の生活で、真っ直ぐ積み上げたつもりの積み木は、ズレていくものです。
それは、生活していればホコリがたまる家と同じようなもの。
それを修正し、なるべく(自分にとって)良い状態(都合の良い状態)にしておくのは、年齢に関係なく何歳であってもやった方がいいことだと思っています。

私は、この先も元気に生きていきたいと思っています。寿命が何歳かは分からないけど、この世にいられる最後のその時まで、自分をしっかりメンテナンスして、いただいたカラダを感謝を込めて十分に使っていきたいです。
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