美しい手の動きは腹筋が作る理論

2012年9月14日に書いた記事を修正したものです

クライン=フォーゲルバッハという方が提唱している運動学の中に、テンタクルという考え方があります。
それによると、空間での運動は末梢から始まり、中枢は安定を提供する、となります。

分かりやすく具体的に言うと、腕の動きは指先から始まり、手首、肘、肩、肩甲骨の順番で動いていく。
その時、より身体に近い肩甲骨の部分は、指先の動きの安定を提供する、と言う風です。
フラダンサーの皆さんには、とても関係ある話です。
更に、肩甲骨の安定は肋骨の動きに関係があり、肋骨を安定させる筋肉が働いていないと、
腕全体も安定しない、ということになるのです。

肋骨が安定するためには、腹筋が安定してきて…と言う風に、どんどん連鎖していきます。
これを真ん中を省略して端的に言うと、「美しい手の動きを作るためには、腹筋が働くことが大事」となるわけです。

肩こり・腰痛がある人は、この理論から言ったら美しい手の動きは難しいことになります。
外傷(怪我とか事故とか)や病気、先天的な身体のつくりの不具合など以外は、筋肉のバランスが崩れて、痛みとなる事がほとんどです。
ちょっとしたバランスの崩れが、だんだん積み重なり、大きくなっていき、肩こりや腰痛を起こすと言われます。
大体、最初に起こることは、腹筋の使い方の間違い。

身体の症状や原因は、個人差があります。
ですから、理屈通りに行かないのも人間です。
ただ、理論に基づいてやってみるというのは、基礎作りに繋がると思うのです。

私は、理論を大切にしています。
そして、この理論は、私一人が知っていても駄目なんだ、と言う強い思いがあります。
人の身体がどうなっているのか、どうやったらバランスの取れた身体になるのか、知っているのと知らないのとでは、大分違うだろう、と思うのです。

フラの為のカラダ作り


フラの為のカラダ作りは、「理論」に基づいたエクササイズです。
ですから、真剣に頭を使って、自分のカラダを感じていただきます。
フィーリングという言う曖昧なものではなく、「動いている感覚」「動かしている感覚」という、具体的なものを手に入れていただきたい。
分からないなら、分かるまでしつこくやる。
なので、脳みそに汗をかいていただくエクササイズです。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください