「出来る」と「している」の違い

良く言われました~

理学療法士として仕事をしているときに、患者さんが「出来る」ことと「している」ことは違う、と言われていました。
今思えば当然なのですが、若くて考えの浅かった私にとっては、違いがよく分かりませんでした。
例えば、床から(畳から)の立ち上がり。
杖をついての歩行。
リハビリ室では出来ているけど、病棟の生活や外泊の場面ではやっていなければ、それは「本当の意味で出来ているとは言わない」です。
つまり、毎日の生活でやることが本当の意味での出来ること。でも、余力が無いと毎日の生活が全力になって続かないので、余力を蓄えるようなリハビリをして家庭に戻る、と言うのが考え方でした。
理学療法士はその動きが実際に使えるかどうかより、本人の力の最大限を引き延ばすことが仕事で、引き延ばした力で生活をどう組み立てていくかを考えるのが作業療法士になります。だから、チームで患者さんにアプローチするのです。

今は、チームではありませんから、皆さんが望むところに向かうために最大限の力をつけるお手伝い(力=パワーではなくて、スキルも、柔軟性も全てを含みます)をして、それを踊りで活かすにはフラのレッスンを続ける事でフィードバックしていただいているという感じで行っています。
レッスンでこんなことが上手く行った、上手く行かなかった、など、専門職ではないけれど、皆さんから教えていただきながら、それが出来るにはカラダがどんな風に動けばいいのか、考えています。

カラダが一人ずつ違うように、フラのレッスンで感じることも一人ずつ違います。
「出来る」ことが違う以上に「している(フラの動きで使っている)」ことが違うのです。
間違っているという事じゃないです。個性があるということ。
個性はいいことですから、もちろんそのままでもいいことですが、強烈すぎる個性は時々困りますよね。
カラダも同じで、一つの動きが強すぎるのは困るのです。

バランスが取れているものは、人は「美しい」と感じます。
カラダのラインも、バランスが取れていると美しいと感じるものです。
私自身、自分の足のラインの変化を一番感じていて、時間と共に見た目が整ってきたなぁと思います。
2010年と、2017年と比較して写真を載せます。こういうことを想定していないので、姿勢も違うし着ているものも違います。本来はこれでは正確な比較じゃないのですが、見てみて下さい。
どちらの方が好きな足の形かを。



左が2010年の私の足、右は2017年の足です。太ももの横の張り方が全く違う!

フラも続けているし、当時もコア・コンディショニングはやっていました。時間をかけて、少しずつ変わってきました。
やってきたからこその変化です。
私が発信していることは、皆さんにとっては「出来る」ことと思います。だからこそ、「している」ことに変えてもらって、良い変化を起こしていただけたら、と願います。



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