フラの良いところ

身軽で気楽な踊り


バレエスタジオをお借りしてレッスンをさせていただいていて、いつも思うのは、フラって身軽で気楽な踊りだなぁということです。

体の極限まで使うバレエでは、それを支える道具も重要になってきます。

シューズとか、レッスン着とかもそうですし、舞台衣装も、絵本から脱け出してきたような世界を表現するために、とても華やかですよね。

音楽だって、ピアノだけのこともあるけど、その技術はかなり高いものだし、オーケストラが演奏する音楽は、生演奏を気軽に持ち歩けません。

そう思うと、バレエ鑑賞は舞台なんですよね。

一方、フラは。

キラキラした飾りは要らないし、踊るための特別な道具は要らない。レイなども簡単なものでも格好がつく。髪飾りも、花一輪だって素敵ですよね。

そして、演奏する楽器は、イプヘケだったり、ウクレレだったりと、持ち歩きやすいし、人の声で伴奏となるので、いつでもどこでも踊れるものです。

ここで踊りたいな、と思ったら、自分でチャントしながら踊れちゃうし、石や木でも楽器となる。

自然にあるもので、フラは踊れるのです。

この身軽さ、気楽さは、ハワイライフに通じるなぁと思います。

暮らすように過ごしていると、ナイフ1本と、カップがあれば良いとか、Tシャツ短パンビーサンでオッケーとか、本当に最小限のもので暮らせるのを実感します。

自然と共に生きるハワイで生まれたフラ。

日本人の生真面目さが、この気楽さを歪めているようにも思えるのです。

振りの角度を揃えることが些細なことに思えます。もっと大事な何かが、フラにはある。その真髄は、どこでも踊れること。

完成された舞踏のバレエと比べると、本質が見えてくる気がします。



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