出来る事から一つずつ

焦らない、諦めない

私は、仕事として病後身体障害をもったかたを見てきましたし、自分自身も軽いとはいえ、運動麻痺があります。

誰にもわからないし、時には健常な生徒さんより使える麻痺側なんだけど、やっぱり麻痺していることには変わりない。

思い通りにはなってません。

そう思う理由として、動いていた時の感覚の記憶があるから、と思います。

これは、自分がそういう立場になって初めてわかったこと。

100%思った通りでないことのもどかしさは、半端ないです。まだ見ぬ世界なら、練習したらいつかは…と思えるかもしれませんが、一度獲得できた感覚にならないもどかしさと喪失感は、脳出血発症からちょうど3年経った今でも、全く消えません。

障害受容だなんて、よく言ってたよ、と思います。受け入れるなんて、全然出来ません。

外から見たら、全くわからない私でもこうなのです。もっと重症の方の気持ちはいかばかりか、想像するだけしかできませんが、心が痛みます。

だけど、あえて言います。できないことに目を向けても、何も変わりません。

受け入れなくていい、そんな自分を認めなくていいから、出来ることを一つずつやってみませんか?

これは、誰にでも言えることと思います。出来ないことは、割と気がつくのです。

でも、出来ていることは当たり前なので、気がつかないのです。出来ることを数えてみませんか?それが、いつしか勇気になり、動かないカラダと向き合う力をくれます。

私だって、毎回毎回、フラのレッスンの度に、出来ない自分を突きつけられるのです。忘れようったって、忘れられません。

治らないことは知ってますけど、諦めてません。ちょっとずつ、一歩ずつ、前に進んで、限界を突破出来たらいいな、と思ってます。

辛い、苦しい、出来ないことにしか目が向かない時期はあります。そんな時、これが出来てる、あれが出来てると、声をかけることの大切さを、私自身の経験が教えてくれました。

出来ているを自覚するのは、案外難しくて、しかもそれが素晴らしいことって全然思えないんですよね。だって、それは出来て当たり前だから。でも、当たり前に出来ることから始めないと、前に進めない。背伸びしようとしても、足元が固まってないとできないんです。

無意識にできている当たり前を意識化して、自分でちゃんと味わうこと、それは次に進む時の自信になります。一つ一つ、進んでいきましょう。

いっぺんに全部をクリアしようとすると苦しいだけなので、ちょっとずつ、一緒に頑張りましょう。



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