ダメなやつだった…自分

かつての姿勢

股関節が屈曲・内転・内旋というポジションになるのは、股関節脱臼を招く位置だということは、医学の常識。

こんなポジションのこと。

ところが、そのポジションを、10年以上、フラで使っていました。

ある時、それに気がついたんです。

膝が痛くて、サポーターをつけながら踊っていて、それでもだんだんとひどくなり、フラの時だけでなくて普段も膝の痛みを感じるようになった頃でした。

あれ?なんか変じゃない?医学の常識に反することが、フラの常識である訳がない。

でも、先生は膝をくっつけろっていうし、その通りにすると、ダメな姿勢になるし、一体どうなってんだ?と思って、まだ当時は、ビデオテープだったメリーモナークなどを観て、観察していました。

何かが違う。あんなに深く膝を曲げることは、今の私の動きからは無理だ。理論的に不可能。

だったら、何が違うのか?

それを真剣に考え始めた時、腰椎ヘルニアを発症して、動けなくなりました。

寝たら起きられない、トイレに行くのも一苦労で、這って移動していた私に、「腰痛ぐらいでいつまで休んでいるの?」というメールが入ったのです。単なる腰痛ではないのです。痛みよりも、脱力感の方がひどくて、全く踏ん張りがきかない。そんな私に、追い討ちをかけるように、サボっているんじゃないの?的なメール。

そこで初めて「そうだ、先生も先輩も、医学の知識はない。だから、言っていることが正しいとは限らない」と、気がついたのです。

孤独な戦いの始まりでした。

だって、誰も頼れないんです。

フラを知っている同業の友達はいない、フラ仲間に運動に詳しい人はいない。頼れるのは自分の体と頭だけ。

それで、コツコツといろんなことを積み重ねての今があります。(その中で、筋トレはあんまり役に立たないことも知りましたが、それは別のお話)

出来なかったから、わかることがたくさんあります。サッと出来る人には残念ながら理解出来ないだろうな、と思うことがいっぱい。

私は、フラは決して上手くないです。だけど、どうしたら誤魔化せるかは知ってる。誤魔化して踊ってきたから。

そこだけでいい生徒さんがいることも事実です。だけど、しなびたクリスマスツリーに、コテコテと飾り付けたような感じの踊りになります。

カラダがしっかりしてるということは、木だけでもしゃきっと立っていること。枝が垂れ下がっていないこと。同じ飾り付けでも、全く違って見えると思うのです。わたしが目指したいのはそこ。

でも、皆さんが欲しいのは、キラキラのオーナメント。それがクリスタルて出来ている重たいものだったとしても、欲しい。支える力はないから、身につけられないのに。確かに、目を引くのは飾りの方なんだけど、それを支える部分が弱いと、全体的に貧相に見えます。

それが、ちゃんとわかったのは、自分のカラダがしゃきっとしてから。

先生が言っていることは、これだったんだ、と理解出来て、なるほど、ちゃんと動くカラダで感じているのはこの感覚なんだ、と、カラダで理解出来てからです。

それまでは、言われていることは分かるし、そうしようと努力しているけど出来ない、という状態でした。

カラダを、姿勢を変えて良かったです。先生から教えていただいた、たくさんのことが、ちゃんと身につけられるなぁ、と思うから。

きちんと動くカラダで、しっかりと踊ることで、たくさんの技術も活かせるんだって思います。それを、皆さんにも実感していただきたい。



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